古典落語界のアイドル!与太郎が登場する落語5選【落語初心者にもおすすめ】

今回は、落語初心者の方にもおすすめな古典落語を5席ご紹介します。

落語というのは映像で理解するのではなく言葉でその情景を想像したり、人を思い浮かべたり、自分の頭の中で物語を作っていくものなのでどうしても、言葉だったり歴史だったりを知らないと全く分からないなんて事があります。

ただ、分からない言葉を調べたり、何度も聞いていると不思議と理解出来るようになって頭の中に風景が描けるようになってくるんです。これ本当。落語を聴いて笑えるようになってきた時に落語の本当の楽しさが分かるんです。

かつてビートたけしさんが、ボケ防止に落語やってるなんて話をしていた事がありましたが、落語家さんや、落語好きの年配の方は本当に元気ですよね。それだけ落語というのは脳を使うんだと思います。落語を若い人にも聞いて欲しい、寄席が若い人で賑わってほしい、そんな思いで今回はご紹介させて頂きます。

ちなみに、与太郎とは落語に登場する架空の人物で、のんびり屋、うっかり者、間抜け、そんなどうしようもないキャラクターを背負った男です。
キャラクターの性質上、噺の内容が馬鹿馬鹿しいものになる為、与太郎が出る噺は与太郎噺なんて呼ばれたりもします。

① 古典落語 牛ほめ

有名な古典落語に「子ほめ」というものがありますが、その牛バージョンとでも言いましょうか。。

相手の事を褒めて褒めて、見返りを貰おうなんて事は時代が変わってもありますからね。

② 古典落語 汲みたて

いい男といい女。周りが羨むような二人でも、嫉妬に燃えている者もいる訳で・・・

最近では中々寄席で聞けなくなってしまっている「汲みたて」面白い噺なので、もっと演じて欲しい一席です。

古典落語「汲みたて」あらすじはこちら

名作 古典落語「汲みたて」落語 あらすじ

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③ 古典落語 酢豆腐

江戸落語では「酢豆腐」上方落語では「ちりとてちん」また、別バージョンで「あくぬけ」なんて派生も生まれている演目。ひとつ言える事は知らないものは知らないと言いましょう。

古典落語「酢豆腐」あらすじはこちらから

名作 古典落語「酢豆腐」落語 あらすじ

2017.03.06

④ 古典落語 錦の袈裟

古典落語を語る上で、遊郭つまり花魁噺は外す事は出来ません。

いつの世も男は女の前ではかっこつけてしまうものなのです。

⑤ 古典落語 金明竹

与太郎噺最後は、初心者の方にも分かりやすい一席を。

有名古典落語「寿限無」を匂わすような早口言葉が出てきます。この噺は是非寄席で聞いて頂きたいお噺です。

最後に・おすすめの古典落語のご紹介

今回、ご紹介した演目は与太郎が出てくるという事もあって、笑顔になれる演目を選びました。やっぱり落語は笑って笑顔になるのが一番だと。今回ご紹介した噺以外にも古典落語の名作は山のようにあります。そして落語に慣れたら是非新作落語も聞いて欲しいなぁと思っています(新作落語好き)

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