初心者必見!初めての落語!私がオススメする5人の落語家(噺家)

落語の話をしてると、面白い演目は?とか、おすすめの落語家は?なんて事を聞かれる事がよくあります。

その時に、落語好きなら誰もが知ってるような名人を紹介しても、落語を始めて聞く方にはいまいち反応がよくなかったりするんです。

「言葉が分からない。」「何を言ってるか意味が分からない。」

確かに、落語は耳で聞いて頭で想像するため、何を言ってるか分からないと楽しめません。

落語を聞きなれた方なら、そんな事はないかもしれませんが、初めて聞く方にとってはポカーンとなってしまうのも無理はないです。私もそうでしたから。

しかし、今回私がご紹介する落語家さんは、そんな不安を取り除いてくれる、初心者の方にもおすすめの落語家さんです。

落語聞いた事あるけど、よく分かんなかった。なんて方も是非聞いてみて下さい。落語が身近なものになると思いますよ。

1 おすすめの落語家 柳家喬太郎

私が落語を好きになったのは、柳家喬太郎さんの落語を聞いたからなんです。

落語って難しいなって思ってた頃。偶然聞いた、柳家喬太郎さんの落語。落語のイメージが180度変わったのを今でも覚えています。

古典楽語なのに、いい意味で古典落語っぽくない。

落語初心者の私が、マクラから大爆笑してしまったのですから。

古典落語も新作落語も巧みに操る落語界のスーパースター!柳家喬太郎(自称キョンキョン)

是非一度聞いて下さい。落語にハマる事間違いなし!

2 おすすめの落語家 古今亭菊之丞

今、最も色気のある落語家といえば、やはり古今亭菊之丞さん。

古典落語の中でも、特に廓噺(遊郭を題材にした噺)を演じたらピカ一です。

女形が本当に上手くて聞いてて引き込まれてしまうんですよね。

話し方が丁寧なので、凄く聞きやすく落語初心者の方もすんなり物語に入り込めるでしょう。

滑稽話、人情噺、どれを聞いても最高ですので、まだお聞きになった事がない方は是非一度聞いて頂きたい落語家さんです。

3 おすすめの落語家 三遊亭兼好

現在、私が一番高座を見に行ってるのが三遊亭兼好さん。

なんと、落語家として入門したのは28歳。その時には妻子がいた事もあり、師匠には入門を何度も断られていたのだとか。

しかし何度何度も入門を願い出る兼好さんに、師匠もそんなに落語が好きならと奥さんの許可を取って入門させたというエピソードがあります。

ちなみに、師匠は笑点でおなじみの、ピンクのおじさま三遊亭好楽さんです。

高座はいつも爆笑の嵐。マクラから面白い落語家さんはやっぱり人気が違います。

4 おすすめの落語家 立川志の輔

高座はいつもプレミアシート。チケットを取る事が本当に困難な落語家、立川志の輔さん。

以前、おすすめの新作落語でもご紹介しましたが、志の輔さんの新作落語は是非聞いて頂きたいです。

名作 新作落語「バールのようなもの」あらすじ 立川志の輔

2016.11.19

テレビにも数多く出演しているので、えっ!落語家さんだったの?なんて方もいるかもしれないですが、こちらが本業。チケットが取れないというのも納得の面白さです。

5 おすすめの落語家 春風亭昇太

今や、知らない人はいない落語家さんですね。

笑点大喜利の回答者から、歌丸さんの後を継ぎ司会者へ。知らない人はあんな若い人で大丈夫?なんて言ってましたが、現在57歳ですからね。スーパーベビーフェイスとでもいいましょうか(笑)

落語家さんはみんな若いんですよね。

落語を聞くと脳の活性化になるなんて話もありますが、聞いて頭で想像して楽しむ訳ですから、知らないうちに脳の体操になってるのかもしれませんね。

さてさて、春風亭昇太さんの落語を聞いた事がある方はどれくらいいるでしょうか?

笑点では見た事あるけど、、、なんて方が多いのではないでしょうか。

春風亭昇太さんは新作落語に力を入れています。ですから言葉も現代風ですし初心者の方でも楽しめる面白さがあります。

そして何より、親しみのある落語家さんの方が、初めて聞くにはいいかな?と思い今回おすすめさせて頂きました。