今日は、私が初めて落語を生で見た時のお話をしてみようと思います。
寄席は行った事ない人からしたら、敷居高いですよね。私も作法や決まりごとなど色々あるんだろうなと思ってましたから。
私は幸いな事に初めての落語は先輩のおじさまに連れて行ってもらったので、特にどうやって入るの?みたいな事は無かったのですが。
寄席に行って驚いた事
まず、前座さんらしき若手の落語家さんの話から始まりました。
めくりと呼ばれるものに、落語家さんのお名前が入ってるので、お名前とお顔は分かるんですが、マクラが始まり本編に入っても何の話か分からない(笑)
もちろん分からなくても楽しめるのですが、今までCDやDVDで落語を楽しんでた者としては驚きでした。
そうか、寄席って何の話をするかとかの情報はないんだ。なるほどと。
そして休憩、色ものと続き、大トリ真打の登場となった訳です。演目は全く知らない話だったのですが、世界に引き込まれてしまいました。ほんと凄いなぁ〜と。
緊張してたのもあり、初めての寄席は詳しく覚えてないのですが、寄席の後一緒に行った大先輩達とご飯に行き、演目の名前や、サゲの意味など教えてもらいました。(笑)
寄席の後は感想戦のようなものを毎回行ってるようで(笑)それも落語の楽しみのようです。私が演目名って出さないんですねと聞いてみると、驚きの答えが返ってきました。
寄席や、落語の会など、前座さんから始まり、二つ目、真打と順番に何人もの方が落語を演じるわけですが、事前の打ち合わせなどないそうです。
なので、後から出る落語家さんは、前の人が何の演目を演じたか見て、違う色の演目を演じるそうです。
真打ともなると、それまで演じられた演目が1番多いですから、余程の経験と持ちネタがないと務まりませんよね。また真打は、実際高座に座りお客さんの顔を見て、小噺をしながら演目を決めていく事もあるそうです。
それを知った時、落語家さんの凄さを改めて感じました。
感想
寄席に行って良かったと、ほんとに思いましたね。こんなにも奥が深いものとは思いませんでしたから。
寄席や落語のイベントは全国で毎日のように開催されています。一人では敷居が高いとは思います。私も一人では行けなかったですから。しかし行ってみると、くつろぎの空間と言いますか、決まりごともないですし、自由に見れるんですよ。これも驚きでしたね。
最初はお友達を誘って行くのがいいかもしれませんね。お友達や恋人と日本の伝統芸能を是非体験してみてはいかがでしょうか。