落語名人 人間国宝にまでなった五代目柳家小さんの凄さとは

現代の落語会に多大なる影響を与えた五代目柳家小さん師匠。
小さんさんは変なので師匠と付けました(笑)

落語家として初の人間国宝にも選ばれた柳家小さん師匠の魅力とはいったい何だったのでしょうか?振り返ってみたいと思います。

五代目柳家小さん

もう五代目柳家小さん師匠が亡くなってから14年も経つんですね。早いものです。
私は生で落語を見る事は叶いませんでしたが、DVDやCDなどで何度も拝見しています。落語仲間のおじさま達には、今でも小さんの落語見てないんじゃー話にならねぇと言われ続けております。。
そりゃ〜落語家初の人間国宝にまで選ばれた柳家小さん師匠の落語なんて誰でも聞きたいでしょうに。ちょっと生まれるのが遅かっただけですよ。全く。

落語家として

  • 1933年 4代目柳家小さんに入門する 前座名は柳家栗之助
  • 1939年 二つ目に昇進する 柳家小きんと改名する
  • 1947年 真打に昇進 九代目柳家小三治襲名 真打昇進興業中に師匠の4代目柳家小さんが急死してしまう
  • 1950年 5代目柳家小さんを襲名
  • 1972年 落語協会7代目会長に就任
  • 1995年 落語家初の人間国宝に認定される
  • 2002年 数々の賞を受賞した小さん師匠ですが、5月16日 心不全の為死去 87歳没 最後の高座は、亡くなる3ヶ月前、鎌倉芸術館での親子三人会で演目は強情灸だったそうです。息子さんは現在6代目柳家小さんを襲名しており、お孫さんは柳家花緑さんです。

有名な演目

「長屋の花見」や「粗忽長屋」などの滑稽噺の名人とも言われ、数々の賞を受賞しています。
そして小さん師匠と言えば食べ物ネタですよね。
「時そば」でのそばの食べる仕草、音、日本一と言われる名人芸は是非一度見ていただきたい演技です。また、「うどん屋」も聞いてみると小さん師匠の凄さが分かります。そばとうどんで違うんですよ。これが名人芸と言われる小さん師匠の凄さです。
本当に食べてるんじゃ(笑)と疑うくらいリアルですよ。

最後に

柳家小さんを知らない人でも、永谷園のあさげの味噌汁のCMのおじちゃんだよって言うと意外にみんな知ってたりするんですよね。
私は、生で落語を見る事は叶いませんでしたが、だからこそ今色んな噺家さんの落語を聞いて回ってるのかもしれません。お孫さんの柳家花緑さんの高座も本当に楽しく、私のiPhoneにはたくさん入っています。

柳家小さん師匠の演技はDVDやCDで語り次がれているので、是非一度見て下さい。
みなさんも、きっと私のように生で見てみたかったなぁ〜と思うはずですよ。

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