名作 古典落語「寿限無」あらすじ

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本日は古典落語の基本とも言える演目をご紹介したいと思います。
落語を聞いた事ない人でも、どこかで馴染みがある言葉が出てきますので、是非聞いて頂きたい演目です。

寿限無

寿限無(じゅげむ)何か聞いた事ありませんか?
私は小学校の頃授業でやったんですけど、今の小学校はどうなんでしょう。
言葉の意味はというと、寿に限りは無いといった所でしょうか。つまり死ぬ事が無い。おめでたいといった意味合いになります。
落語の中でも聞き覚えがある単語が多く出てくると思います。
一つ例を挙げると「海砂利水魚」という単語が出てきますが、人気お笑いコンビのくりーむしちゅーさんの、前のコンビ名ですよね。これもめでたい言葉で、海の砂利や水中の魚のように数限りないたとえとして使われる言葉です。お二人は寿限無からコンビ名を決めたのでしょうか?素敵なコンビ名ですよね。改名しちゃいましたけど(笑)改名してブレイクしたのも複雑です(笑)

あらすじ

ある夫婦に待望の子供が生まれました。いざ子供に名前を付けようとなった時、父親は悩んでしまいます。決めかねた父親は、和尚さんに頼んで名前を考えてもらう事にしたのです。
和尚さんはあらゆる案を父親に話しました。
「寿限無というのはどうだ。寿に限り無しおめでたい言葉だぞ」
素晴らしいのですが、もっとありませんかと父親。
「では、五劫の擦り切れはどうだと和尚。天女が三千年に一度天から降りてきて大きな岩に羽衣で一振り、また三千年後に一振り、この岩が無くなる事を一劫と言う。つまりその5倍果てしなく続くおめでたい言葉だ」と和尚。
それはおめでたい。もっとありますか?と父親。
「それでは、海砂利水魚はどうだ。海の砂も海の魚も取りきれない、果てしがなくておめでたい」
それもおめでたい言葉。まだありますかと尋ねると。
「水行末 雲来末 風来末でどうだ。どこまで追っかけても果てしがないところがおめでたい」
これも素晴らしい。まだありますかと尋ねると。
「食う寝る処に住む処と言うのはどうだ。住む所も食う事も困らずと願った言葉だ」
まだまだありますか?と父親。
「藪ら柑子の藪柑子というのはどうだ。生命力豊かな縁起物の木の名前だ」
素晴らしいがもっと他にはと聞かれ。
「パイポ、シューリンガン、グーリンダイ、ポンポコピー、ポンポコナー、どれも長生きしたと伝えられる名前だ。そして、長く久しい命の長久命。長く助けるという意味で長助。これも良いのでは」と和尚

すっかり気に入った父親は、名前を紙に書いてもらい、この中から名前を決める事にしたのですが。。

しかしどれもおめでたいんだから、全部付けてしまえと世にも奇妙な長い名前が生まれる事になってしまったのです。

月日は流れて、名前が良かったのかすくすくと子供は育って行きましたが・・・・

最後に

一度は聞いた事があるお話ではなかったでしょうか?落語では前座噺とも言われ、それくらい落語の基本であり有名な噺です。
この噺も落語家さんによってアレンジを変えていて色んな落語家さんの寿限無を聞いてみて欲しいと思います。落語の基本の寿限無。基本だからこそ奥が深く面白い。まさに名作 古典落語ですね。

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