名作 古典落語「三人無筆 さんにんむひつ」サゲ(落ち) 解説

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本日は古典落語『三人無筆』をご紹介したいと思います。

元々は上方落語の『向こう付け』というお噺で、別題で『帳場無筆』『無筆の帳付け』とも呼ばれます。

今回ご紹介する『三人無筆』はサゲ(落ち)にふれています。ご覧の際はご注意下さいませ。

古典落語 三人無筆

昔は職人衆は字が書けない、読めないというのは当たり前で、逆に読み書きが出来てしまうと嫌われてしまうような時代だったようです。。

ある日の事、熊五郎を可愛がってくれていた隠居が亡くなったので、お通夜にお悔やみの言葉を述べに行ったところ、「どうぞおあがり下さい」というのであがって待っていると、隠居の親戚の人が頼み事があると言いやってきた。。。

あらすじ

「おい!今から道具を叩き売って夜逃げするぞ!」

熊はもの凄い形相で通夜から帰ってきた。

女房が何があったのかを聞くと、何でも明日の葬式の帳付け(記帳係)を頼まれたという。

『帳付けが出来ないから夜逃げって、、馬鹿だねぇ』

「俺は字なんぞ書けねぇ。読めもしねぇよ。恥をかくくらいなら逃げたほうがましだ」

『あれだけの大家だ。帳付けも一人じゃないんだろう?大丈夫さ。』

確かに、女房の言う通り源兵衛も頼まれていた。

『源兵衛さんに帳付けは頼んじまいなよ』

さて、当日、、熊が寺に着くと源兵衛が待っていた。何やら頼み事があると言うのだ。。。

熊の悪い予感が的中・・・源兵衛は帳付けを頼みたいと言う。やはり源兵衛も無筆だったのだ。

熊が断ると、夜逃げしないとと言う。。。無筆の二人が帳付けを請け負ってしまった訳だが、このままでは非常にまずい、、何とか知恵を振り絞って「ご隠居の遺言でお名前はめいめいづけでございます」と客に書かせようという事になった。

ただ中には無筆の人もいる訳で、文句も出るのだが本人の遺言となれば納得せざるをえない。

しかし、そこに占いの先生がやってくると皆が代筆を頼む始末。結局先生のおかげで事なきを得た。

皆も帰ったし、我々も帰ろうかというところに、半公が駆け込んで来た。

「吉原で遊んでたら、中々女が帰してくれなくって・・・」

おのろけやがって、、、めいめいづけだぞって言ったが、半公は無筆。やりあってるうちに、熊も、源兵衛も半公も無筆。無筆が三人揃ってしまったという事が分かる。

熊と源兵衛が考え出した工夫が。。。

「半公、お前さんが来ない事にしておこう」

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