名作 古典落語「不精床」落語 あらすじ

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客商売というのはいつも笑顔でニコニコ。お客さんに気持ちよく帰ってもらう為に最高のおもてなしをする。そんなお店にはいつもお客さんの列がずらーっと出来ている。

本日ご紹介する古典落語「不精床」は、これぞ落語って感じの笑えるお噺です。こんな床屋って本当にあるのかよと突っ込まずにはいられないコントのような世界ですが、これも落語ならではの面白さですので味わってみて下さい。

落語を聞いててドリフを思い出す事ってあるんですよ。もしかしたら志村けんさんとか落語に精通してるのかな?なんて思ったり。志村けんさんのコントって何回見ても飽きない面白さがあるじゃないですか。落語のような面白さがあるんですよね。

この演目はいくつかサゲ(落ち)のパターンがあるので、いつもはサゲを書きませんが今回はサゲを書いてあります。ご覧の際はご注意下さい

古典落語 不精床

江戸時代の床屋は町内の遊びどころでもあり、貸本から将棋盤まで置いてあり息抜きの出来る休憩所としても利用されていました。

店主が話が好きで世辞の一つでも言える性格なら商売に困る事はありませんが、不精な店主も中にはいて、客なんか来なくたっていい。話なんかしたくもねぇなんていう店主のお店には客も寄り付かなくなるのは当然の事。

ただ、お店が空いてれば、すぐ切ってもらえると思って何もしらない客が入ってしまう事もあるようで。

あらすじ

「こんちは、親方」
『なんのようだ?』
「なんの用だってなんだよ。俺は客だよ」
いつもいく床屋が混んでたから、ふらっと入ってはみたものの、店主は不愛想だわ店の中は汚ねぇは入ったのを後悔する客だったが、我慢して切ってもらう事にしたのだが。

「熱い!顔にのせたタオルが熱すぎるよ」
『なんだよ、こっちも熱くて持ってられないからお前の顔に乗せたんだよ』

次は頭を濡らしてくれと頼むと、汲み置きの水にはボウフラがいっぱい。不衛生極まりない。柄杓(ひしゃく)で叩くと沈むのでその隙に水を汲むのがコツだそうだ。。。

何とか湿らすと、親方は小僧を呼んで切ってみろと言う。

「小僧じゃなく親方やってくれよ」
『俺がやると小僧が仕事覚えられないじゃないか。練習台になってくれ』

小僧が仕事を始めると犬が入ってきた。なんでもこの前よそ見して耳を切り落としたら入って来て食ってしまったらしい。

『よだれ垂らしてやがる。そんなに食いてえのか?お前さん耳は両方あるんだから片っぽおやりよ』

最後に

この演目のようにサゲがいくつもある落語って多いので、同じ噺を聞いていても途中のくだりやサゲがいつもと違うなんて事も多いのです。

これが落語の楽しさの一つ。同じ演目でも色んな噺家さんを聞いて下さい。新たな面白さの発見があると思いますよ。

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