名作 古典落語「四段目」あらすじ

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忠臣蔵を題材にした落語は数多く存在しており、その中でも私が好きな演目「四段目」を本日ご紹介します。
上方落語では蔵丁稚(くらでっち)と呼ばれ演じられていた噺が明治以降に東京に伝わって「四段目」となったと言われています。

古典落語 四段目

主人公の定吉。もう落語を聴いてる方ならお馴染みですね。架空の人物ですが、不思議と定吉のイメージが頭の中に出来てきちゃうんですよね。憎めなくて好きなんですよ。
定吉が出てくる噺って結構あるので、是非覚えててくださいね。そういえば三遊亭圓楽さんがCMをやってた毎日香のキャラクターも「さだきち君」ですよね。だから、さだきち君のイメージにほっこりするんだろうな~と思ったりして。

あらすじ

小僧の定吉は、店の旦那に呼びつけられこっぴどく叱られていた。何故かというと、朝早く使いを頼んでいたが、なかなか帰って来ず戻って来たのは夕刻だったのである。
訳を聞くと、帰りに偶然おっかさんに会い話をしたら、なんでもおとっつぁんが長い病に臥せっているとの事で、お百度参りをしているというので、旦那様には悪いと思いながらも、私も行って参りましたと定吉は言う。

しかしその重病人は正月に年始参りに来ていたぞと言われると。お正月なんで病気も休んでいたんでしょう。なんて言う始末。

実は旦那さんは定吉が歌舞伎座に入って行ったという事を目撃者から聞いていたのです。
「お前、芝居を見に行ってたんだな。」
『何を言ってるんですか。見てません。私は芝居が嫌いなんです。』
『看板を見ただけで頭が痛くなるので、中に入ろうものなら目が回って死んでしまいますよ。』

それを聞くと旦那は、明日、店の者達を連れて歌舞伎座に芝居を見に行こうと思っていたのだが、留守をする者が居なくて困っていた。定吉も連れて行こうと思っていたが芝居が嫌いなのではしょうがない留守を頼むよ。と伝えた。

「こんどの忠臣蔵は評判がいいそうだな。五段目の猪を市川海老蔵がやるらしいぞ」
『いやいやそんな訳はないです、今朝見た時は・・・あっ!しまった!この家の主人に謀られしか。口惜しや残念なり。』
「素直に白状すれば許してやってもよかったが、番頭さん!蔵に入れちまいな!」
空腹なんで、せめて飯を食べてからと懇願する定吉だったが、蔵に入れられ鍵をかけられてしまった。

蔵に入れられた定吉は空腹を紛らわせようと、さっき見てきた「忠臣蔵 四段目 判官切腹の場」を一人で演じていたところ。それを見て驚いた女中が勘違いをして慌てて旦那に告げに行った。

それを聞いた旦那は、自らお櫃(おひつ)を抱えて蔵に走って行く・・・

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