名作 古典落語「井戸の茶碗」あらすじ

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本日ご紹介する「井戸の茶碗」は落語を今まで聞いた事がない方でも、楽しめるお話となってます。「寿限無」や「時そば」と共に古典落語の代表とも言える演目ですので、是非一度聞いてみて欲しいです。

古典落語「井戸の茶碗」は非常に有名な演目で、多数の音源がございます。その為、ここでは最後のサゲ(落ち)は解説していません。分かりやすい演目ですので、是非サゲは聞いて楽しんで頂きたく思います。

井戸の茶碗

井戸茶碗とは、当時ではとても珍重された高麗茶碗の一種というのが有力な説のようです。

5代目古今亭志ん生さんや、3代目古今亭志ん朝さんの演技が高く評価されていますね。もちろん私は生で見た事はないですよ。

私は、柳家さん喬さんの井戸の茶碗を見てこの演目が好きになりました。また、柳家さん喬さんの一番弟子で私の好きな噺家さんの柳家喬太郎さんも井戸の茶碗を演じるのですが、喬太郎ワールド全開でこちらもオススメなので聞いて欲しいですね。

あらすじ

正直者で有名な清兵衛。職業は屑屋。

ある日、千代田卜斎という人物から仏像を200文で買い取って欲しいと頼まれる。始めは断った清兵衛だったが、どうしてもお金が必要という男の頼みに負け200文で仏像を買い取る。

そして、仏像を持ち町を歩いていると高木佐久左衛門という若い侍に声をかけられます。

話を聞くと持っている仏像を売って欲しいとの事。高木佐久左衛門は300文で仏像を買い上げ、家に持ち帰り仏像を磨いていると仏像の中から50両もの大金が出てきました。

高木佐久左衛門は仏像は買ったが中に入っていた50両は買った覚えはないと、持ち主に返そうと屑屋の清兵衛を探し回ります。

やっとの思いで屑屋を見つけ50両を返すと、屑屋は仏像を買った千代田卜斎の元へ50両を持っていくのです。

しかし千代田卜斎は、売ったものだから私のものではない。と受け取りません。

高木佐久左衛門も千代田卜斎も、受け取らないので困った屑屋は家主に相談します。

家主は「では、千代田卜斎に20両、高木佐久左衛門に20両、清兵衛に10両でどうだ」と案を出します。

そしてこの条件に加えて千代田卜斎は自分の持つ茶碗を高木佐久左衛門に譲るという事で、ようやく話は収まった。

高木佐久左衛門は貰った茶碗を綺麗に磨き大切にします。

しばらくして、この話を聞いた殿様がその茶碗を見たいと言い出したのです。そして茶碗を見るやこれは名器だと300両で買い取ったのです。

この300両は千代田卜斎にお返ししたいが、以前の事もあるし受け取ってはもらえないだろう。悩んだ末、屑屋の清兵衛に間に入ってもらいお金を返しに向かうが・・・

最後に

この話の人気は登場人物の人柄にありますよね。出てくる人物がみんな正直で真面目で優しい。聞いてて面白くもあり嬉しくもなる演目です。
聞いてて難しい話ではないので、落語を聞いてみようかな?と思ってる方は井戸の茶碗から聞いてみてはいかかでしょうか?

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