名作 古典落語「らくだ」あらすじ

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上方落語の演目で、長編であり難解な話から、真打の大ネタとも言われる演目です。登場人物の描写など名人芸を是非ご覧になって頂きたいです。

古典落語 「らくだ」

上方落語から始まったこの演目。江戸落語へは3代目柳家小さんが持ち込んだとも言われています。
物語を全て演じると1時間にも及ぶ長編落語になる事から、演者によって後半を切ったりお客さんを飽きさせないように工夫していますね。

「らくだ」を得意とした噺家には6代目笑福亭 松鶴があまりにも有名ですね。存命中は他の噺家さんがあえて「らくだ」をさけていたそうです。現在では「らくだ」を演じる名人も多いので、色んな味の「らくだ」を聞けますので是非お気に入りの「らくだ」を見つけてみてはいかがでしょうか?

あらすじ

ある長屋に住むこの町一番の嫌われ者、あだ名は「らくだ」その「らくだ」が河豚にあたって死んだところから物語は動き出します。

 

その死体を見つけたのは兄貴分の半次。その死体を前に葬式をあげなくてはと悩んでいました。

そこへ通りかかったのが屑屋。人がいい彼は半次に脅され月番を呼びに行く事になりました。

半次の狙いは屑屋を月番の所に行かせ長屋から香典を集めさせようと企んだのです。

 

「らくだ」が死んだと聞いた月番は大喜び。香典の申し出にはもちろん断ります。しかし屑屋の粘りに負けて赤飯を炊く代わりに香典を集めてくると了承します。
「らくだ」の家に戻った屑屋は、今度は大家の所へ、通夜に出す酒と料理を届けさせるようにと命令されるのです。
しかし、ここの大家はケチで有名で無理だと言うと、半次はある作戦を伝えます。

 

大家も「らくだ」が死んだと聞き大喜び。

もちろん酒、料理の申し出は断ります。ここで屑屋は「死体のやり場に困ってるんで、ここへ連れてきますんで、面倒みてもらえますか?ついでに(かんかんのう)を踊らせてご覧にいれます」と。

「やれるもんならやってみろ!」と大家。

それを聞いた半次は、大家の元へ死体を運び、屑屋に歌わせ死体を動かし(かんかんのう)を踊らせたのです。
まさか本当にやると思ってなかった大家は、縮み上がってしまい酒、料理を約束するのです。

 

これで終わりかと思っていた屑屋だったが、今度は八百屋に行けと命令されます。漬物樽を棺桶代わりに使おうと考えたのです。しぶしぶ八百屋に向かいますが、もちろんここでも申し出は断られます。しかし先ほどの(かんかんのう)の話をすると、何個でも持ってけ!と漬物樽を持ち帰る事に成功します。

 

「らくだ」の家に戻った屑屋は、これで葬式の準備は整ったと大家から運ばれてきた酒を半次に勧められ飲む事に。
ところがこの屑屋。人はいいのだがいわゆる酒乱。。

 

飲んでるうちに豹変してしまい、半次に暴言を吐くように。なんと立場が逆転してしまったのです・・・

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最後に

この「らくだ」という演目は多くの名人が演じており、一人一人解釈も違うのでとても面白い演目となってます。と言っても人が死んでいる話なのでこれを面白くするのは非常に難しいところでありますよね。しんみりしないように長編のこの話を名人達がどう演じるのかを是非ご覧になって下さい。

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